| ■ ID | 92 |
| ■ 種類 | 論文 |
| ■ タイトル | 活性汚泥と生物膜から分離された後生動物の比増殖速度に及ぼす重金属類の影響 Effects of Heavy Metals on the Specific Growth Rate of Metazoan Isolated from Activated Sludge and Bio-film |
| ■ 著者 | 清水康利
Y. Shimizu
筑波大学生命環境科学研究科 鈴木理恵 R. Suzuki 筑波大学生命環境科学研究科 蛯江美孝 Y. Ebie (独)国立環境研究所 稲森悠平 Y. Inamori (独)国立環境研究所 須藤隆一 R. Sudo 埼玉県環境科学国際センター |
| ■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
| ■ 出版年 | 2005 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | Japanese Journal of Water Treatment Biology, Vol. 41, No. 4, 171-180, 2005 |
| ■ 抄録・要旨 | 微小後生動物であるNais sp.、Aeolosoma hemprichiおよびPhilodina sp.を用い、滅菌した活性汚泥を給餌して、銅、亜鉛、六価クロム、マンガン、アルミニウム、鉄の６種類の金属類がこれらの比増殖速度に及ぼす影響について検討した。影響の判定にはEC50を用いた。その結果、A. hemplichi、Nais sp.およびPhilodina sp.に対する銅のEC50はそれぞれ0.9、1.3、5.4mg/L、六価クロムは0.04、0.03、1.4mg/L、亜鉛は3.4、4.3、9.2mg/L、マンガンは14.0、7.6、33.0mg/Lであった。また、A. hemplichiとNais sp.に対するアルミニウムと鉄のEC50は、それぞれ102.4mg/L以上であった。実下水処理施設におけるこれらの金属類の濃度は、上記のEC50の値以下であった。 |
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